話題
MorphologyからPhysiologyへの転換—第61回日本消化器病学会総会から
小林 絢三
1
1阪市大・第3内科
pp.1176
発行日 1975年7月10日
Published Date 1975/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402206119
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第61回日本消化器病学会総会(会長:本庄一夫教授)は日本医学会総会に先立ち,同じ国立京都国際会館を舞台に3日間にわたって開催された.特別講演3題,シンポジウム2題,パネル1題,一般講演366題と近年にない大規模な学会であるといえよう.これは発表演題も食道から大腸まで消化管全域を網羅し,また,これと関連して胆,膵疾患,さらにこれらの臓器相関に関するものなど,そのテーマが拡大されたためであろう.限られた誌面で学会の全貌を紹介することはできないが,シンポジウムを中心にのべたい.
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