カラーグラフ 臨床医のための病理学
XV.脳腫瘍(2)
金子 仁
1,2
1日本医大
2日本医大老研基礎部
pp.1170-1171
発行日 1974年9月10日
Published Date 1974/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402205572
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髄母細胞腫(medulloblastoma)は小児に多い脳腫瘍できわめて悪性である.小脳虫部に好発する.
髄膜腫(meningioma)や神経鞘腫(neurinoma)は脳実質外に発生する.髄膜腫はクモ膜顆粒の細胞から発生することが多いので,矢状洞に沿ってできやすい.脳外科の最も摘出対象になる腫瘍である.
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