特集 これだけは知っておきたい治療のポイント
I 循環器・高血圧
2.心臓のポンプ不全の対策
心不全の栄養指導
塩田 登志也
1
1関西医大・第2内科
pp.1534-1535
発行日 1973年11月20日
Published Date 1973/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402204993
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New York Heart Associationの機能分類にもとづいて 心臓病には原因的にもリウマチ性,先天性,高血圧性,動脈硬化性,梅毒性,甲状腺性,貧血性,栄養障害性などいろいろのものがあり,なかでも高血圧症,動脈硬化症,脚気心,脂肪心などでは,予防ならびに治療の意味で,食事指導が重要なことは論をまたない.しかし,ここでは紙数の余裕もないので,うっ血性心不全の栄養指導についてのみ述べる.
うっ血性心不全はNew York Heart Associationの機能的分類にもとづいて,重症度を判定しているのが通例である(表参照).
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