今月の主題 問診
症状別問診法
発熱と問診
吉植 庄平
1
1青梅市立病院
pp.728-729
発行日 1973年6月10日
Published Date 1973/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402204775
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発熱患者の問診は,実際に当面する頻度が高いので,充分な予備知識をもって対処する必要がある.微熱があるといって来た場合と,中等度以上の発熱があって一見しただけで判断のつく場合とでは,当然ながら問診のやりかたも異なってくる.
微熱と中等熱との区別は,すでにたびたび1,2)のべたところで,問診の際にはそう厳格な区別を求めているのではないので,その点を理解して,患者の問診に当たっていただきたい.
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