図解病態のしくみ
免疫グロブリン異常
河合 忠
1
1日大臨床病理
pp.642-643
発行日 1973年5月10日
Published Date 1973/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402204741
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免疫グロブリン(Ig)はアミノ酸を原料としてIg産生細胞(主として形質細胞)によって合成される.抗原性の違いからIgG, IgA, IgM, IgD, IgEの5つのクラスに分けられる.電気泳動による血清蛋白分画で,γ分画はほとんどIgGによって占められている.IgA, IgMなどはγ1領域に泳動されるが,微量であるためにピークとしては観察できない.
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