今月の主題 免疫診断法と免疫療法
免疫診断法・血清成分
免疫グロブリンの定性・定量
河合 忠
1
1自治医大臨床病理学
pp.784-785
発行日 1978年6月10日
Published Date 1978/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402207894
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免疫グロブリン(Ig)にはIgG,IgA,IgM,IgD,IgEの5つのクラスがあり,それぞれのクラスはL鎖の違いからκ型とλ型からなっている.正常のIgが増減するほかに,病的にM蛋白(単一クローン性Ig)が出現する場合があるので,Ig異常症は大きくIg欠乏症,多クローン性高Ig血症,単一クローン性Ig異常症(M蛋白血症)の3群に分けられる.
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