動きだした地域医療
延岡方式—ある校医団が作り上げた学童の心臓集団検診
早田 工
1
,
赤須 廉典
2
,
平野 宏
3
,
杉本 潜
4
,
伊井 敏夫
5
,
押領司 親正
6
1延岡市医師会・心検班:心電図班
2延岡市医師会・心検班:心音班
3延岡市医師会・心検班:アンケート班
4延岡市医師会・心検班:レントゲン班
5延岡市医師会
6延岡市医師会・心検班:管理班
pp.1801-1809
発行日 1972年8月10日
Published Date 1972/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402204432
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昭和41年,日向のある地方都市において,大正っ子の開業医グループが独得の学童の心臓集団検診方式を発足させた.いわゆる延岡方式の開花である.以来今日まで,延岡方式は着実に地域に根づいた,全国でもユニークかつ高く評価されているこの方式の特徴と,それを支え得た地域の条件は何だったろうか.現地座談会の中から拾ってみると……
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