治療のポイント
神経性食思不振症—病因と治療
桐生 恭好
1,2
,
小林 信正
2
1慶大内科
2日本鋼管病院内科
pp.1576-1578
発行日 1970年10月10日
Published Date 1970/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402203372
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神経性食思不振症は,食欲不振,るいそう,無月経を主症状とし,思春期の女性にみられる疾患である.その多くは,るいそう,または食思不振を主訴として内科を訪れるが,ときには無月経を訴えて婦人科を訪れ,あるときは精神科を受診することもある.
本症はpsychosomatic disorderの一種であり,その病因論が非常に興味のある疾患で,従来より病因に関しての多くの論文が発表されている.
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