Current Abstract
"突然死"症候群—American Academy of Pediatrics Chicago, Oct, 19, 1968
pp.824
発行日 1970年5月20日
Published Date 1970/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402203167
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いわゆる"突然死"症候群によって,アメリカの幼児は毎年1万人も鬼籍にはいっているが,それは両親の怠慢によるのではなくて,"ほんとうの病気"によるのである.118例の屍体を解剖した結果では,感染その他の諸条件によって誘発された咽頭のケイレンが,その主要なメカニズムと考えられる.けっきょく咽頭のケイレンが,窒息死をもたらすというわけである.
"子どもを失うことは,たしかに悲しいことであるが,両親は,自分の手で子どもを殺してしまったのだと恐れおののきながら,一生をすごす必要など少しもないのである."
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