臨時増刊特集 日常役立つ診療技術
診断篇
IV.呼吸器系疾患の診断技術
1.換気機能検査法
外村 舜治
1
1大阪成人病センター呼吸器科
pp.725-727
発行日 1970年5月20日
Published Date 1970/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402203128
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換気機能は呼吸機能検査のうちでも臨床的に最も必要度の高い検査である.従来よりこの検査はスパイログラフィーとして行なわれてきたが,最近では最大努力性呼気曲線(forced expiratory volume curve, FEV曲線)を呼出気量計で描き,これより換気障害を診断する方法が普及しつつあるので,この測定法を中心として述べることとする.
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