治療のポイント
リウマチ熱の間歇期
大国 真彦
1
1日大・小児科
pp.1244-1245
発行日 1969年11月10日
Published Date 1969/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402202866
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リウマチ熱の間歇期とは
リウマチ熱はある程度自己限定性の疾患と考えられている.すなわちリウマチ熱の炎症そのものは,たとえ放置されていても大部分は4-6カ月位の経過で自然に治まるものである.
しかし一方リウマチ熱はその2/3において心炎を伴い,心炎がある例はリウマチ性弁膜症を残しやすい.すなわち欠損治癒である.
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