臨床家の内分泌学
triiodothyronineによる甲状腺抑制試験
尾形 悦郎
1
,
塚本 昌司
2
1茨城県立中央病院
2東京大学吉利内科
pp.1060-1066
発行日 1969年9月10日
Published Date 1969/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402202810
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
甲状腺ホルモンの機能状態は,一般的にはPBI,RSU,131I摂取率などの総合で判定されているが,正常と異常のborder-line caseや病態の複雑な場合には,診断に苦慮することが少なくない.triiodothyronineによる抑制試験は,このような場合の検査法として信頼性が高く,実施も簡単で,臨床的にきわめて有用である.その原理と方法について.
Copyright © 1969, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.