全国教室めぐり
血液学の研究を中心として良い内科医の養成を—熊大・河北内科
小山 和作
1
1熊大河北内科第2内科
pp.1025
発行日 1969年9月10日
Published Date 1969/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402202800
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第2内科は大正9年私立熊本医学専門学校時代に創設され,初代の内田平次郎教授(東大稲田内科出身)が病いのため辞職後,第2代の小宮悦造教授が大正12年東大入沢内科より赴任され,昭和22年までの24年間,血液学に関する数々の輝かしい業績をあげられたことは周知のとおりであります.82歳の現在なお矍鑠としてあるいは著述に,あるいは血液病患者の診療にいそしんでおられることはご同慶のいたりであります.
小宮教授の後任,河北靖夫現教授は昭和6年小宮内科にはいり,昭和22年教授就任,昭和44年6月現在,当内科の構成は教授以下28名で,助教授1,講師2,助手6,大学院生5,研究員13名であり,ほかに非常勤講師5,研究生48名,3カ月間研修の副手4名となっています.
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