診断のポイント
原因不明の婦人の浮腫
竹本 吉夫
1
1秋田赤十字病院内科
pp.952-954
発行日 1968年8月10日
Published Date 1968/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402202323
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診断にあたっての注意
婦人にみられる原因不明の浮腫，およびそれと鑑別すべきものとして，慶応大学の加藤博士は表1のごとくまとめている．
このうち特発性浮腫は，1955年Machらが，はじめて本症患者で尿中アルドステロンの排泄増加を報告して以来，その成因をめぐって特にホルモン分泌異常との関連で大いに注目されてきた．われわれも最近12例を経験したので，本症の臨床および成因をめぐって若干ふれてみたい．
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