今月の主題 皮膚科から内科医へのアドバイス
皮膚科領域の薬の使い方と治療
副腎皮質ステロイド外用剤
石河 晃
1
1日本鋼管病院皮膚科
pp.744-746
発行日 1996年4月10日
Published Date 1996/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905065
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
●ステロイド外用剤は,強さにより5クラスに分類されている.
●薬剤の選択は疾患のみらず,外用部位も考慮すること.
●strongクラス以上のものは,急性,一過性,中等症以上の病巣に使用する.
●顔面には非ステロイド,またはweakクラスのステロイドを.
●慢性疾患にはstrongクラス以下のものを.
●ステロイド外用剤は両刃の剣.特に中・長期外用で出現する副作用は難治性であり,注意が必要である.
Copyright © 1996, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.