グラフ
早期胃癌の胃カメラ所見
芦沢 真六
1
1東医大・内科
pp.166-167
発行日 1967年2月10日
Published Date 1967/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201650
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早期胃癌はX線や内視鏡でどのような姿で表現されるかを,一度確実に知つてみると,その後は案外容易に発見されるものである.いまはとにかく,そのような早期癌を少しでもたくさん皆で見つけることが大切であり,早期癌の定義,それを生ずる胃粘膜の前駆状態,進行癌との関係,さらには予後などの問題については,いま少しく時をおいて多くの症例を集めたあとで議論することにしたい.
早期癌が現在のように各所で次々と発見されるようになるのに1つのきつかけをつくつた胃カメラによる撮影像を供覧する.
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