今月の主題 胃潰瘍〔1〕
綜説
胃カメラ診断の問題点
芦沢 真六
1
1東京医科大学内科
pp.341-346
発行日 1966年7月25日
Published Date 1966/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403112028
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
現在の胃カメラの診断で最も問題となるところは,
(1)どこまで盲点をなくしうるか.
(2)発見しうる小病変の限界は.
の二つであろう.
盲点がまったくなくなり,小さな病変もどんどん見つかるようになれば,胃疾患の診断は当然さらに正確度をますことになる.以上の二つを解決するために従来われわれが行なってきた試みについて述べることにする.
Copyright © 1966, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.