臨床メモ
小児と解熱剤
毛利 子来
pp.1587
発行日 1966年11月10日
Published Date 1966/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201550
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第一線で小児を診療していると,解熱剤というもののもつ偉力に感嘆させられることしきりである。わずか数回の解熱剤で,なんと多くの熱発した小児が治癒に向かうことか。そのために,熱と聞けばなんでも解熱剤を使いたくなるくらいである。
ところが,ときどき,それではうまくなおらなかつたり,かえつて悪化したりすることにもでくわす。
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