話題
第7回日本精神身体医学会から
金子 仁郎
1
1阪大・精神神経科
pp.1405
発行日 1966年10月10日
Published Date 1966/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201494
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第7回日本精神身体医学会総会は去る5月16,17日の2日間,大阪市御堂会館において,金子会長のもとに開催され,心身医学に関心をもち,治療あるいは研究をしている内科,精神科,産婦人科,外科,皮膚科,小児科など各科の医師,研究者が約500名参会し,研究発表ならびに討議を行なつた。
今回の学会では,3つのシンポジウムと77の一般演題が発表されたが,一般演題の申込数が非常に増したために,誌上発表にまわさねばならぬものがいくらかあり,さらに演説時間を5分のものと8分のものを分けねばならなかつた。このように発表数が増すことは喜ばしいことではあるが,十分な発表ならびに討議の時間が得られず,将来は演題数を制限するなど,プログラム委員会によつて検討する必要を痛感させられた。また同時に各地方の分科会をさかんにし,そのほうでも消化してもらうことも必要であると考えられる。
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