特集 内科専門医制度をさぐる
アメリカの内科専門医認定試験受験者心得より
pp.1256-1257
発行日 1966年9月10日
Published Date 1966/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201454
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筆記試験
筆記試験は午前と午後に分かれる。2回の問題数は合わせて平均100〜120である。問題はすべて多項選択法のかたちをとつている。多項選択法の問題は2種類あり,ふつう,5項目から選ぶ。ある問題では,1つだけ正解があつて,それに答えればよいし,ある場合には,1つあるいは2つ以上の正解があり,正解にはすべて印をつけねばならない。
問題の構造により,どの方法で答えればよいかがわかる。いくつかの問題は,病歴や身体徴候のデータばかりでなく,検査,X線,顕微鏡写真,心電図,その他のデータをも含んだ病状の要約である。これらは注意深く検討しなければならない。というのは,余分なことは削られ,与えられたデータは多かれ少なかれたいせつなものばかりだからである。
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