グラフ
血液型と交差試験のやりかた
徳永 栄一
1
1日赤・中央血液銀行
pp.1236-1238
発行日 1966年9月10日
Published Date 1966/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201448
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輸血前に患者の血液型をしらべ,つぎに患者血液と供血者(保存血)血液が適合するかどうかの交差試験を行なうことは医師の常識である。交差試験の目的は患者または供血者血清中の不完全抗体の検出で,そのためもちいられる方法には血清法,アルブミン法,クームス試験,ブロメリン法など多くの方法があり,いずれも一長一短がある。ここにとりあげたのは臨床家にもつとも実施しやすいと思われる血清法である。
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