ルポルタージュ
開業医のつくつたリハビリテーション施設—大神子病院を訪ねて
張 知夫
1
1阪大・公衆衛生学
pp.733-735
発行日 1966年5月10日
Published Date 1966/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201320
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今年の正月のこと—「心身障害児に民間の楽園』という見出しで,7段抜きの記事が新聞に出た。それは「徳島市の6人の開業医が中心になつて,重症の心身障害児の治療と収容をめざした,全国でも珍しい民間の病院ができあがつた。病院は6人の医師が無給で奉仕,治療をするが,日常生活が満足にできなかつた子どもや,その親たちの喜びは大きい」という書きだしで,医療法人「リハビリテーション大神子(おおみこ)病院」の発足を報じたもので,記事によると「国庫,県費などの補助をいつさい受けない民間経営の病院」だという。
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