治療のポイント
口内炎の治療—その2
市川 博保
1
1東京歯科大
pp.1189-1190
発行日 1964年11月10日
Published Date 1964/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200559
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口内炎の治療は診断から
疾病は何によらず診断が治療の第一段階である。とくに口内炎はきわめて多くの原因によつて惹起されるものであり,「口腔は全身の鏡である」という言葉のとおり,重篤な疾患の前駆症状または分症状として口内炎の形で現われることが多い。したがつて口内炎の治療は診断あるいは原因の探求がその成否を決定するものであるといつて過言ではない。いま,口内炎を原因と病型によつて大別すればつぎのようになる。
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