話題
中心は免疫とリウマチの関係に—第11回日本リウマチ学会から
佐々木 智也
1
1東大・保健センター
pp.1194
発行日 1967年8月10日
Published Date 1967/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201893
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日本リウマチ学会は日本医学会の分科会ではない学会の中で,もっとも大きなものの一つである。今年はその第11回総会が東京・虎の門の国立教育会館で開かれた。会長は東京女子医大整形外科,森崎直木教授である。
この学会のように,取扱う範囲のあまり広くない会合では,演題も,また行なわれる討論もきわめて専門的であり,掘り下げ方が深い利点のある反面に,専門外の者には容易には理解し難い欠点もある。その難点を解決するために,日本リウマチ学会では二つの試みをしている。第1は,同じ会場の夜の部を利用しての公開講演会である。しやれた言葉でいえばセミナーとかレクチュアーとでも表現されるもので,会員の一部や会員外の多数の医師が対象である。今年は,会期第1日の5月24日午後6時から,
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