増刊号 CT・MRI—“戦略的”活用ガイド
特殊検査とオーダーのポイント
手術・処置支援のための3D-CT(2)腹部
壷井 匡浩
1
,
高瀬 圭
2
1大崎市民病院放射線診断科
2東北大学病院放射線診断科
pp.246-251
発行日 2014年11月1日
Published Date 2014/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200069
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近年,CTにおいては検出器の多列化・回転高速化,コンピューターの高性能化が進んだ.それに伴い,広範囲の撮影が短時間で可能になり,膨大なthin slice dataも瞬時に作成することができるようになった.MRIにおいても,3テスラMRI普及や高速撮影法の進歩などにより,膨大なthin slice dataの取得が容易となってきた.
加えて,thin slice dataを加工する3Dワークステーションの進歩も著しく,より詳細な診断・診療支援が可能となっただけでなく,価値の高い3D imageを簡便・短時間に作成することができるようになった.
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