特集 神経診察―そのポイントと次の一手
各論
【その他】
頭痛―神経診察が特に役立つ頭痛とその症候の診かた
塩尻 俊明
1
1国保旭中央病院総合診療内科
pp.1300-1303
発行日 2014年7月10日
Published Date 2014/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107662
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ポイント
◎頭痛に関して,見逃してはならない疾患として,くも膜下出血と化膿性髄膜炎がある.これらを診断するうえで,髄膜徴候である項部硬直,eyeball tenderness,jolt accentuationを習熟しておく必要がある.
◎椎骨動脈解離にはくも膜下出血例と非くも膜下出血例があり,それぞれの典型的病例を知っておく必要がある.
◎椎骨動脈解離による延髄外側症候群で出現率が高いHorner症候群を見逃さない.
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