特集 内科医のための皮疹の診かたのロジック
内科医が診る皮膚疾患:診断・治療とコンサルテーション
脂漏性皮膚炎,接触性皮膚炎
中島 喜美子
1
1高知大学医学部皮膚科学講座
pp.894-897
発行日 2014年5月10日
Published Date 2014/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107547
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ポイント
◎脂漏性皮膚炎は皮脂の過剰によって生じることから,特徴的な臨床像を呈する.
◎接触皮膚炎には一次性接触皮膚炎とアレルギー性接触皮膚炎があり,限局した皮膚症状をみた場合は,接触皮膚炎の可能性を常に考えることが必要である.
◎皮膚症状が治療によって軽快しない場合は,早めに皮膚科医にコンサルテーションする.
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