Japanese
English
臨時増刊特集 これだけは知っておきたい診断のポイント
XIII.皮膚疾患
接触性皮膚炎 VS アトピー性皮膚炎
原田 昭太郎
1
Shotaro HARADA
1
1東京大学医学部・皮膚科
pp.2134-2135
発行日 1980年11月20日
Published Date 1980/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402216909
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、2134ページから2135ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
なぜ鑑別が問題となるか
接触性皮膚炎は原因物質との接触が避けられれば比較的短期間に治癒するし,また,将来の皮膚炎再発を防止できる.したがって,原因物質の検索が臨床的に非常に重要となる.一方,アトピー性皮膚炎では既存の皮膚症状に応じ,患者の年齢を考慮した適切な外用療法(幼小児の場合は全身的,局所的影響を考え,mildなコルチコステロイド外用剤の使用が好ましい)を行うとともに,治癒を遷延させる多くの悪化因子を可及的に避けるように患者(乳児,幼小児患者の場合は家族)を生活指導することが治療の大原則となる,このように両疾患では治療の方針が根本的に異なるので,正しい鑑別診断が必要となる.
幸いにも,これら両疾患の鑑別診断は大多数の症例で容易であるが,成人期に発症し典型像を呈さないアトピー性皮膚炎,アトピー性皮膚炎の好発部位に生じた接触性皮膚炎,とくに慢性苔癬化病巣を呈する接触性皮膚炎などでは鑑別に難渋する場合がある.また,アトピー性皮膚炎患者に生じた接触性皮膚炎,とくに治療に用いた外用剤に含まれる成分により感作し,アトピー性皮膚炎病巣に接触性皮膚炎が重複した症例では接触性皮膚炎が見逃されやすい.
Copyright © 1980, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

