特集 虚血性心疾患up to date―内科医によるトータルマネジメント
冠動脈疾患における多面的内科マネジメント
硝酸薬・ニコランジルの慢性期における意義
興梠 貴英
1
1自治医科大学企画経営部医療情報部
pp.684-687
発行日 2014年4月10日
Published Date 2014/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107470
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ポイント
◎硝酸薬,ニコランジルは主として,狭心症症状の改善を目的に用いられる.
◎硝酸薬の長期使用による予後悪化が一時期報告されたが,その後の研究では否定的である.
◎硝酸薬,ニコランジルともPDE-5阻害薬服用時は禁忌となる.
◎ニコランジルは粘膜潰瘍,皮膚潰瘍の副作用に注意する.
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