特集 診て考えて実践する―水・電解質管理と輸液
症例から水・電解質異常を考える
腎疾患患者の水・電解質管理
片岡 仁美
1
1岡山大学大学院医歯薬学総合研究科地域医療人材育成講座
pp.292-295
発行日 2014年2月10日
Published Date 2014/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107327
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ポイント
◎腎機能低下のみならず,尿量低下が持続することがAKIの定義であり,早期介入が有用である.
◎腎機能低下時には溢水,体液量減少のいずれもが起こりやすく,Na負荷と急激なNa制限に要注意.
◎腎機能低下時には血清Kが上昇しやすく,薬剤性,食事,便秘など多角的な評価と予防が必要である.
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