特集 診て考えて実践する―水・電解質管理と輸液
臨床現場での水・電解質異常の診断と管理のポイント
救急外来での水・電解質管理
石丸 裕康
1
1天理よろづ相談所病院総合診療教育部・救急診療部
pp.272-275
発行日 2014年2月10日
Published Date 2014/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107323
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
◎電解質異常は救急外来で頻繁に経験する徴候であるが,症状が非特異的であるため,見逃しを避けるには広く電解質を測定せざるをえない.
◎バイタルサイン,薬剤歴,悪性腫瘍・精神疾患などの既往歴が診断および病態の把握に重要である.
◎高K血症は重篤であり,検査結果を待たずに治療開始が必要な場合がある.
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.