特集 不整脈の診断と治療―ポイントをおさえよう
不整脈の治療
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抗不整脈薬より重要な薬物(2)―心房細動における抗凝固薬の使い方
奥山 裕司
1,2
1大阪大学大学院医学系研究科循環器内科学
2大阪大学大学院医学系研究科先進心血管治療学寄附講座
pp.2178-2182
発行日 2013年12月10日
Published Date 2013/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107225
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ポイント
◎ワルファリン治療では細かく処方量の調整を行い,高いTTRを目指す.
◎新規抗凝固薬は適正な用量を使用する.不適切な低用量では心原性塞栓予防効果は期待できない.
◎新規抗凝固薬はそれぞれ特徴があり,心原性塞栓予防効果も一様ではないと推定されるため,適切に使い分ける.
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