特集 “実践的”抗菌薬の使い方―その本質を理解する
各論:薬剤同士の“違い=個別性”を理解して実践的な使い分けを習得する
ペニシリンGとアンピシリン
土井 朝子
1
1神戸市立医療センター中央市民病院総合診療科
pp.1200-1203
発行日 2013年7月10日
Published Date 2013/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106887
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ポイント
◎ペニシリンが使用できる疾患であればペニシリンG,アンピシリンを積極的に使用する.
◎ペニシリンに感受性がある場合はde-escalationを積極的に行う.
◎時間依存性の薬剤であるため,しっかり必要回数を投与し,また持続投与を検討してもよい.
◎ペニシリンに対するアレルギーは,それが本物かしっかり確認する.
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