今月の主題 動脈硬化のトータルマネジメント
動脈硬化患者へのアプローチ法
動脈硬化をきたした高齢者の診療
神崎 恒一
1
,
永井 久美子
1
1杏林大学医学部高齢医学
pp.1476-1480
発行日 2007年8月10日
Published Date 2007/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102876
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ポイント
●症状はなくとも高齢者には動脈硬化性疾患が潜在すると考えたほうがよい.
●脳血管障害患者ではMRI/MRAで梗塞巣や大脳白質病変を確認する.
●虚血性心疾患の疑いがある高齢者は,侵襲度の低い方法で診断を進める.
●非侵襲的検査法として血管拡張反応,脈波伝播速度,頸動脈エコーが有用である.
●高齢者も青壮年者と同様,食事指導,運動指導などの生活習慣指導を行う.
●高齢者では薬物は少量(青壮年者の半量)から開始し,時間をかけて増量する.
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