特集 大きく変貌した脳梗塞の診断と治療
座談会・Ⅱ
歩いて来る脳卒中急性期患者とTIAの対応
木村 和美
1
,
岡田 靖
2,3
,
井口 保之
4
,
藤井 修一
5
1川崎医科大学脳卒中医学教室
2国立病院機構九州医療センター脳血管神経内科
3国立病院機構九州医療センター臨床研究センター
4東京慈恵会医科大学神経内科
5新見市国民健康保険湯川診療所
pp.323-328
発行日 2013年2月10日
Published Date 2013/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106667
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木村(司会) 冒頭の座談会・Ⅰに続き,後半は「歩いて来る患者さん」に焦点を絞ってお話しいただきます.
実は脳梗塞の患者さんが救急車で来るというのは5割に満たず,多くは外来に歩いて来ています.J-MUSICのデータでもそうですし,私たちも歩いて来る脳梗塞の患者さんをよく経験します.そこで,歩いて来る脳卒中の急性期患者,それも発症して48時間以内の患者さんと,数日以内に起こったTIAの患者さんの対応をどうしたら良いかについて話していきたいと思います.
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