特集 大きく変貌した脳梗塞の診断と治療
急性期治療
rt-PAの功罪―適応と禁忌,また限界について
金子 淳太郎
1
,
西山 和利
1
1北里大学神経内科学
pp.276-280
発行日 2013年2月10日
Published Date 2013/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106658
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ポイント
◎2012年,虚血性脳血管障害に対するrt-PA投与の適応は発症後3時間以内から4.5時間以内に延長された.
◎rt-PA投与は施設基準を満たせば特別な装置や手技などは必要なく,広く普及させうる治療法であるが,危険性についての認識も重要である.
◎rt-PA静注療法の適正使用に関する禁忌と慎重投与にあたり事項について述べる.
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