特集 大きく変貌した脳梗塞の診断と治療
急性期治療
いかに治療を早く開始するか
賣豆紀 智美
1
,
藤本 茂
1
1製鉄記念八幡病院脳卒中センター脳血管内科
pp.270-274
発行日 2013年2月10日
Published Date 2013/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106657
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ポイント
◎rt-PA静注療法の治療可能時間が発症4.5時間までに拡大された.
◎rt-PA静注療法の治療効果を高めるにはdoor-to-needle timeの短縮が重要である.
◎door-to-needle timeの短縮のためには,多職種が協力する院内体制の構築が重要である.
◎telestrokeの活用が,遠隔地におけるrt-PA静注療法をはじめとした脳卒中急性期治療において有用である可能性が示唆されている.
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