今月の主題 肝硬変update―より良き診療のために
肝硬変の治療
―抗ウイルス療法でどこまで治せるか―C型肝硬変
泉 並木
1
1武蔵野赤十字病院消化器科
pp.1186-1188
発行日 2012年7月10日
Published Date 2012/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106044
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ポイント
★HCV排除をめざした治療が行えない場合に少量のインターフェロン(IFN)で肝発癌を抑える.
★欧米の多施設共同研究では,肝ペグIFN少量長期投与によって肝癌発症が低下していた.
★投与開始24週目のALTとAFPの正常化が肝発癌防止の重要な指標である.
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