今月の主題 新規経口抗凝固薬の光と影
新規経口抗凝固薬とワルファリンの類似点と相違点
【新規経口抗凝固薬とワルファリンの選択】
腎機能障害を合併した心房細動症例
森本 聡
1
,
市原 淳弘
1
1東京女子医科大学高血圧・内分泌内科
pp.1030-1033
発行日 2012年6月10日
Published Date 2012/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105998
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ポイント
★腎機能障害例では心房細動の発症率が高い.
★出血性疾患の発生リスクが高いため,抗凝固療法施行時には注意が必要である.
★現行の新規経口抗凝固薬は高度腎機能障害例では投与禁忌であるが,一部の薬剤では中等度の腎機能障害例における有用性および安全性が報告されている.
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