今月の主題 糖尿病治療薬2012―皆が知りたい新しい治療A to Z
座談会
糖尿病治療のニュージェネレーション
柴 輝男
1
,
山内 敏正
2
,
山田 祐一郎
3
,
矢部 大介
4
1東邦大学医療センター大橋病院糖尿病・代謝内科
2東京大学大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科
3秋田大学医学部内分泌・代謝・老年内科学
4関西電力病院糖尿病・栄養・内分泌内科
pp.886-898
発行日 2012年5月10日
Published Date 2012/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105957
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
糖尿病治療薬は次々と新薬が出され,臨床での薬の使い方は大きく変化し続けている.
ここでは,従来薬と新薬の効き方,DPP-4阻害薬の効果,GLP-1とGIPの関係,インスリン抵抗性やインスリン分泌能にGLP-1やGIPはどのようにかかわっているのかなど,糖尿病治療薬の使い方を考える.
新薬について,まだわからないことは少なくない.しかし,その効果がわかってくるにつれ,糖尿病の病態生理の解明も進んでいく.この過程をとらえ,今後の課題を展望していただいた.
Copyright © 2012, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.