今月の主題 神経内科エマージェンシー―日常臨床でどこまで対応できるか
これらの症状に遭遇したときに何を考えるか―診断へのアプローチ
【遭遇することの多い症状】
痙攣
正崎 泰作
1
,
辻 貞俊
1
1産業医科大学神経内科
pp.588-591
発行日 2012年4月10日
Published Date 2012/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105882
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ポイント
★痙攣をきたしうる病態には失神,てんかん,急性症候性発作,心因性発作などがある.
★詳細な病歴聴取,全身精査,脳波検査により早急に痙攣の原因をおさえる必要がある.
★痙攣の原因が不明である場合,全身状態が悪い場合,痙攣重積状態は入院が必要である.
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