今月の主題 一般内科医がみる血液疾患―血液専門医との効率的な連携のために
一般内科医が対応できる血液疾患の治療
【専門医による治療後の経過観察,マネジメント】
血液悪性腫瘍患者の化学療法後経過観察
門間 文彦
1
,
山口 素子
1
1三重大学大学院医学系研究科血液・腫瘍内科学
pp.1794-1797
発行日 2011年10月10日
Published Date 2011/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105424
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ポイント
★急性白血病のフォローアップには末梢血検査が有用であり,定期的な骨髄検査は不要である.
★発熱性好中球減少が疑われる場合には,迅速な対応を要する.
★リンパ腫のフォローアップの際には自覚症状と,診察時の他覚的所見に最も注意する.
★リンパ腫の治療後長期寛解例では,リンパ腫よりも生活習慣病や二次がんが問題となることが多い.
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