今月の主題 一般内科医がみる血液疾患―血液専門医との効率的な連携のために
一般内科医が対応できる血液疾患の治療
【一般内科医が治療可能な疾患】
輸血とその副作用対策
高見 昭良
1
1金沢大学附属病院輸血部
pp.1770-1773
発行日 2011年10月10日
Published Date 2011/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105418
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ポイント
★最も重要な輸血副作用は,ABO不適合輸血とアナフィラキシーショックである.
★輸血後肺水腫症状がみられれば,まず輸血関連急性肺障害と輸血関連循環過負荷を考える.
★輸血後鉄過剰症は,デフェラシロクス内服により予後改善が期待できる.
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