連載 演習・循環器診療・2
暴飲暴食後,意識消失発作を生じた若年男性
今井 靖
1
1東京大学医学部附属病院循環器内科
pp.1287-1290
発行日 2011年7月10日
Published Date 2011/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105287
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
症例
32歳の男性.
現病歴 生来健康で学生時代もスポーツに熱心に取り組んだ.友人とバーベキューに出かけ,肉類を大量に食べビールなどアルコール類を大量に摂取した.立ち上がろうとしたときに意識消失し,転倒.15秒程度で意識が回復しそのまま臥位の姿勢を保っていたが,再びうなり声を出しながら15秒程度意識を消失.その後は意識は改善し,症状の再燃なく無事友人の車で帰宅した.後日,精密検査を希望し来院.
Copyright © 2011, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.