今月の主題 睡眠呼吸障害の克服―内科医が知っておきたい病態・症状・関連疾患
睡眠呼吸障害の臨床症状,検査および診断
睡眠呼吸障害を疑う臨床症状,所見と検査順序
赤柴 恒人
1
1日本大学医学部内科学系睡眠学・呼吸器内科分野
pp.966-969
発行日 2011年6月10日
Published Date 2011/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105210
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ポイント
★著明ないびきと日中の異常な眠気(過眠)が睡眠時無呼吸症候群(SAS)の臨床徴候として最も重要である.
★睡眠呼吸障害(SDB)に臨床症状が加わった場合にSASと診断する.
★SDBの診断には睡眠検査(polysomnography,簡易型睡眠モニター)が必須である.
★SDBは1時間当たりの無呼吸と低呼吸の和(無呼吸低呼吸指数:AHI)>5の場合に診断される.
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