連載 手を見て気づく内科疾患・21
神経線維腫,神経線維腫症1型,レックリングハウゼン病
松村 正巳
1
1金沢大学医学教育研究センター リウマチ・膠原病内科
pp.1521
発行日 2010年9月10日
Published Date 2010/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402104626
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患 者:48歳,女性
病 歴:上行大動脈瘤,大動脈弁閉鎖不全の手術目的にて入院となった.
身体所見:両手に径0.5~2.0cmの柔らかく,圧痛のない腫瘤が多発している(図1).背部にも同様の腫瘤と,扁平,褐色の色素斑(カフェ・オ・レ斑)を認める(図2).
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