今月の主題 ワンランク上の内科エマージェンシー―もうだまされない! 非典型例から最新知識まで
座談会
時間外こそジェネラリストが活躍すべき!
林 寛之
1
,
齊藤 裕之
2
,
山中 克郎
3,4
,
太田 凡
5
1福井県立病院救命センター
2同善会クリニック
3藤田保健衛生大学一般内科部
4藤田保健衛生大学総合診療部
5湘南鎌倉総合病院救急総合診療部
pp.870-882
発行日 2010年5月10日
Published Date 2010/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402104455
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一般内科医の方々は,軽症から重症まで,また幅広い疾患を対象に,時間外の救急対応まで幅広い診療が求められている.時間外だからこそ診療の幅を広げるチャンスととらえるのか,専門科の領域を侵してはならないと遠慮するのか.
本座談会では,そのようなジェネラリストの難しい立場を踏まえて,時間外の救急患者への対応を中心に,ジェネラリストに必要な資質とは何か,折れそうな心を支える魅力とは何か,お話しいただいた.
「専門がないのが専門」という言葉には,他科の専門を尊重するからこその謙虚な姿勢と,幅広い対応ができるという自負が込められている.
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