今月の主題 ウイルス肝炎―日常診療のポイント
正確に病態を把握するために
肝機能検査の読み方
池田 健次
1
1虎の門病院肝臓センター
pp.377-382
発行日 2010年3月10日
Published Date 2010/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402104347
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ポイント
★肝障害では,細胞傷害(AST,ALT),胆道系障害(γ-GTP,ALT),肝予備能(アルブミン,ビリルビン)など,多面的に評価する.
★ウイルス性肝炎では,血小板数や肝線維化マーカーを確認して,肝疾患進行度を知り,適切な治療を行う.
★AFPとPIVKA-Ⅱは相補的であり,両者を同時測定することで肝癌の早期発見に有用である.
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