今月の主題 膵炎のマネジメント―急性膵炎・慢性膵炎・自己免疫性膵炎
膵炎をどう治療するか:急性膵炎のマネジメントのポイントは?
一般医が行うべき初期診療とは何か?
五十嵐 久人
1
,
河邉 顕
1
,
伊藤 鉄英
1
1九州大学大学院医学研究院病態制御内科
pp.411-415
発行日 2009年3月10日
Published Date 2009/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103816
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ポイント
●急性膵炎と診断した場合,入院のうえ,十分な初期輸液,膵の安静,蛋白分解酵素阻害薬投与を行う.
●重症度判定と成因検索を行い,全身状態のモニタリングを経時的に行う.また,重症度判定は繰り返して行う.
●十分な初期治療を行っても,状態が改善しない場合は,ICU・高次医療機関への転送を検討する.
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