今月の主題 内科医のためのがん診療Update
座談会
外来がん診療における一般内科医の役割
田村 和夫
1
,
藤原 康弘
2
,
坂田 優
3
,
二ノ坂 保喜
4
1福岡大学
2国立がんセンター中央病院
3三沢市立三沢病院
4にのさかクリニック
pp.1508-1518
発行日 2008年8月10日
Published Date 2008/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103489
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がん対策基本法が成立して以降,がん対策基本計画を通して,がん診療に携わる人材の育成から体制の整備まで,がん診療の全体像は大きく変わろうとしている.また,社会の要請や治療の進歩に伴い,がん治療が入院から外来にシフトしている状況で,病病・病診連携はきわめて重要である.そこで,外来あるいは在宅でのがん治療中の連携のとり方から,在宅における緩和医療の重要性,誰が看取るかまで,診療所や一般病院で診療する内科医が担う役割とその問題点について,多角的にご議論いただいた.
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